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第62条 <127 頁>

豊嶋康子
「鉛筆」

1 9 9 6 - 9 9
(各)17 × 1 × 1 ㎝ (12 本組)
© Yasuko Toyoshima

安全ピン、ソロバン、鉛筆、油絵具から、株式投資、生命保険まで、既存の物や制度を見極め、人間の思考や社会と個人の関係を捉えなおす豊嶋康子。本作は、12 本の赤青鉛筆が真ん中で削られ、24 本の色鉛筆として向き合うような形で表現されている。「鉛筆を削る」というあたりまえの行為で、鉛筆の本質である実用性を無効化する本作は、豊嶋作品の原点といえるのではないだろうか。

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