top of page
第4条 <15 頁>
「記憶」と「歴史」をテーマに洗練された写真表現で世界的評価を得る米田知子。本作は、歴史に大きく翻弄された20 世紀を代表する知識人たちの眼鏡と、その人の人生において重要な鍵となる手紙や写真などを組み合わせた「見えるものと見えないもののあいだ」シリーズの1作品。藤田嗣治は第二次世界大戦の戦況悪化によってパリから日本に帰国し、終戦後「戦争協力者」として糾弾され日本を去った。作品に写された事物がまとう目に見えない物語や人物像を静かに提示する。
bottom of page