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第20条1項 <53 頁>

内藤正敏
「元三大師」

1 9 6 8
50.8 × 40.6 ㎝
© 内藤正敏

出羽三山での修行や羽黒山伏の入峰修行も行い、日本文化の研究論文を数多く発表している民俗学者でもある写真家の内藤正敏。代表作の一つ「即身仏」をきっかけに、内藤は主に東北地方の民間信仰を精力的に撮影してきた。早くから作品作りにストロボを取り入れ、暗闇に被写体を浮かびあがらせる、鮮烈で独特な作風を構築したことでも知られる。本作は、ストロボを使用せず、身近にあった白い紙を左手に持ち、自然の光を元三大師の瞳に集めて撮影した。元三大師と夜叉の光と闇、明と暗を見事に捉えている。

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